多摩川水源ツーリング
2001年5月20日



多摩川の上流にあたる、「T高原」が今回のベースだ。
唐松の新緑が美しい。

この辺は山深いため、カモシカにも出会えるぞ。


  
○○峠への道に入る。
峠への入り口は、このように人の家に入り込むようになっていて違和感がある。


峠までは、傾斜の緩いダブルトラックを淡々と上ってゆく。
途中からは路面も固くしまってペダリングも軽い。前半にきつい坂があるが、乗車率はほぼ100%だ。



   
入り口から約1時間の登りで、小屋と峠への分岐に到着。
もう奥秩父主稜線は直ぐそこだ。
分岐から小屋には寄らず、左の心地よいシングルトラックに入り、直接峠を目指す。。


分岐から10分ほどで、奥秩父主稜線にあたる峠に到着。 誰もいない静かな峠で記念撮影。


草原のような美しい峠の景観。
この辺は水源林保護の為、防火線として切り開かれている。


峠から○○○平まで、防火線沿いに上ってゆく。 ため息がこぼれるほどの、美しい景色が続いてゆく。






○○○平付近もほとんど乗車可能な道が続く。
しばらく登ると、道が急に険しくなってきた。
本来山腹を巻く水源巡視路に入れるはずだったが、途中の谷で大崩壊があり道が寸断されている為、高巻きを余儀なくされる。

車道も無い山の上に、突然大きな真新しい堰堤が出現してびっくり。
この付近の数本の谷が、このように崩壊しつつある。
自然の力に屈服してしまう。


崩壊地を過ぎると、水源巡視路は次第に良い道になってきて乗車率もアップしてくる。
沢も何度か渡るので、奥秩父の花崗岩&原生林の養分を含んだ甘く美味しい水を提供してくれる。


多摩川水源の水神社への道を分けて、なおも巡視路を○○小屋へと向かう。
小屋に近づくにつれて、道と周りの森がまるで公園のように整備されてとても違和感をおぼえてしまう。



小屋から上部へは、線路の枕木のように引かれた木の道を登ってゆく。

けっこうきつい登りだが、やがて広大な草原となり素晴らしい景色が姿を現す。

小屋の人曰く。
「枕木の道から外れて走らないように」とのこと。
○○小屋に到着。

○○山直下の小ピークで登り収めとする。

360度の展望で長居をしたい場所だが、人がやたらに多いのと自転車は走るなとのお言葉で、早々と下山する。


小屋からの下山ルートは、林道経由のルートと登山道ルートがあるが、シングルトラックを走りたいため後者を選んだ。
しかしこの道も整備されすぎてしまっており、鋭角な人工的スイッチバックや階段の連続で上部はあまり楽しめない。
ブナ林が美しい道だが、多くのハイカーがこの道を下るので遠慮しつつ下る。
沢から離れて尾根道になってからは、かなり面白い楽しめる下りがゴールまで続く。


【注意事項】
2002年10月現在。
奥秩父一帯(特に雲取山〜甲武信ヶ岳一帯)では、動植物に関する生態調査などが行われ、より環境保全を推し進める動きが活発になってきています。
今までより更に、マウンテンバイカーの自然に対するマナーが問われるものと思われますので、入山の際は各自責任ある行動をとるようにし、自転車乗り入れ禁止にならない様に留意してください。



【コースデータ】

走行距離         約25km?
標高差           約600m
所要時間    約6時間(休憩込)


ここから○○山を往復するハイカーが多い為、ここは人も車も多い。




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