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真冬並の寒い朝だった。
日本海側との分水嶺となる国境付近は、完全な雪雲に覆われていた。 |
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4年振りぐらいだろうか。
ウープスとしては、たぶん5回目の三国街道ツーリングだ。
ミドルギヤで国道を坦々と登っていく。 |
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道路わきで、野猿が残り少なくなった木の実を頬張っていた。 |
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峠に近づくにつれて、強い向かい風の中に時折雪が混ざってきた。
日本海側は完全に雪の様だ。
立ち止まるととにかく寒いので、ひたすらペダリングを続けるのだ。 |
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国道を登ること約1時間。
ようやくトンネルに到着。
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峠までは登山道を押しと担ぎで、さらに約1時間登るのだ。 |
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久し振りの担ぎは堪えますの〜。 |
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峠に到着。
うー寒い、気温は限りなく0度に近い様です。
あちらは日本海側。
やはり山肌には雪が張り付いた。 |
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寒いので、殆ど休まず出発。
旧街道らしい、山肌の巻道を進む。 |
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本格的ツーリング初参加のエリートDHerM氏も、やっと下りも出てきてだんだん楽しくなってきた様です。 |
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しかし、下ったと思ったらまたきつい登りが待っている。
XCライダーなら、きっと大喜びで登りきることでしょう。 |
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数日前に降った雪と霜融けでか、枯れ葉の下が意外と柔らかくて、下りなのにスピードが出ずに残念。 |
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途中から旧街道と別れ、急斜面を担ぎ上げて新道に入る。 |
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ここからも巻道が主体だが、快適な下りも多くなってペースが上がる。 |
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晩秋であれば唐松の黄葉が美しい所だ。 |
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滑りやすい枯葉の絨毯上を飛ばすのがまた楽しい。
土の路面にはインパクトないしね。 |
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突然視界の良い鉄塔に出る。
左の国境側からは、雪混じりの風が吹き付けていた。
さあ、残りの行程はあと僅かだ。 |
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下り好きな我々なので、これ以降の急斜面はたまらないのだ。 |
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画像じゃ解りづらいけど、キャンバーの激斜面です。
しかも枯れ葉でブレーキが効かず、倒木に当たって1名大クラッシュ。 |
飛び出しスイッチバックの動画が見れます。→ |
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通称『飛び出しスイッチバック』
ここからは最後の急斜面地帯を下ります。
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急斜面に刻まれた、鋭角なターンを十数ターンこなします。 |
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どんなことしても曲れないのが1箇所ありますが、他はテクニック次第でクリアー可能です。
しかしメッチャ難しい。 |
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初見では、少なくとも3〜4箇所は曲れないでしょう。
とにかく無理は禁物です。
道を壊したり、身体も壊したりしますからね。 |