ツーリングレポート 評価★★★★★
秘境トレイルツアー
02/10/14

update02/10/21

コースデータ】
標高差:約900m
走行距離:約36km
行動時間:約6時間
ハイカー遭遇度:前半5%・後半5%
レベル:上級向き





今回のスタートとなった上信越国境に位置するこの湖では、初冬の寒さを感じる強風が吹き荒れていた。
ほどなく舗装路と別れ,、いよいよ総延長35kmのシングルトラックに入る。
途中までは人気登山ルートなのでよく踏まれた道だ。


やがて人気ルートと別れ秘境への第一歩を踏み出す。
沢を幾度となく渡り尾根を乗り越えていく、担いでは下る険しい道が続いていく。
この道が昔、越後と上州を結ぶ街道だったとはとても信じがたい。


標高1700mを越えればきつい上りは終り、乗車率が高くなりやがて尾根道の下りとなる。
ここまでの行程は3時間と長いが、今朝出発した湖はまだ直ぐそこに見える。


尾根道の下りは標高差約650m。
途中急すぎて乗れないところもあるが、百二十曲りと呼ばれる至福のスイッチバックが延々と続いていく。

素晴らしいブナ林の紅葉の中、ターンを繰り返すたびにどんどん高度を下げて行く。
やがて谷に降り立つと、吊り橋を渡って小さなダムに辿り着く。

この付近は広々としていて、休むのには最高の場所だ。
ダムは昭和30年代に作られた発電の取水用で、小さな規模の物だった。
秘境の真っ只中にある人工物にもかかわらず、なぜか妙に自然に溶け込んでもいた。
ここから自転車で約1時間半、徒歩では3時間もかかる東電の水平歩道となる。
して、ここまでくる車道は無いので観光客など皆無だし、交通の便も悪く登山者も滅多にこない。

谷底から大きく離れた水平歩道は、山腹をくねくねと蛇行しながら付けられているのでなかなか先に進まない。
しかし、ほとんどフラットなシングルトラックなのでペダリングがとても楽しいし、景色がまた素晴らしいのだ。
しかし途中恐ろしく天井の低い、真っ暗なトンネルをくぐる。

切り立った渓谷に作られた水平歩道は、素晴らしい秋の景色を堪能させてくれた。

秋深い秘境の景色。
とうとう秘境トレイルは終った。
スタートからゴールまで、結局今日一日誰にも会うことなく(東電の人数名を除く)走れて皆満足だった。
下山口からは今日一日走ってきた山々が遠く輝いていた。





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