2003
10月のトレイル
UPDARE 03/10/27



10月中旬の休日、ロングトレイルを求めてヒルクライムを始めた。
容赦のない舗装路の登りが延々と続く。

下りの為のしばしのがまんだ。
車道から離れて一度森に入れば、車の騒音からは開放されて、自分達だけの世界に浸っていける。
山頂を目指して、乗れる限りは乗車して登っていく。

土を踏みしめるXCライドが心地よい。
さあていよいよ待望の下りが始まる。

標高差1000mのダウンンヒルだ。
しかし山はそんなには甘くない。

人が入らないトレイルでは、道を探しながらの下りとなることも多い。
標高1500mm以下の山では、これからが紅葉の盛りになるようだ。

葉は黄色から赤へ変わろうとしている頃だった。
かすかな道の跡を探しながら下るのも、冒険的でまた面白い。

たまに表れるしっかりとした道の形跡に思わずほっとする。
深山を行くライディング。

自分達以外には誰もいない静けさが染み渡る。
・・・・・
笹を掻き分けて行く。

見えない急な段差や倒木に要注意だ。
森から開放されて、突然ススキの原へ飛び出たり・・・・。
下り始めて既に1時間近くが経過していた。

一休みして、最後の下りに備えることにしよう。
笹が消えて急斜面地帯を下る。

ライン取りは自由だ。
次第に表れるロックセクションの攻略に、日頃の練習の成果が現れる。
高度を下げるにしたがい、トレイルは次第に明瞭となってフィニッシュを迎えた
後は車のデポ地までの軽い登りが待っていた。

最高のトレイルで満腹の後では、誰も文句を言うはずもない。


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